全日本モトクロス神戸大会レポート |
私も録画して見ております。
♯99平田選手がコースアウトした瞬間も映っていましたね。私はかなり離れたコーナーにいたのですが、ちゃんと見ていたので我ながら凄いと思いました。(自画自賛?)
みんな、午後からコースが荒れてもうまく乗っていますね。
来週は全日本トライアル2大会特集で、また楽しみです。
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2016年 07月 03日
この会場は神戸空港ターミナルから徒歩でも行けるし、無料のシャトルバスもあり、唯一、電車で観戦に行ける全日本モトクロス会場なのです。 トライアンフで行くか決めかねていましたが、天気は良くて気温もかなり上がりそうです。 疲れも考えて、冷房が効く車で行くことにしました。 レース中の写真は別ブログでアップしました。 こちら→ 全日本モトクロス神戸大会 写真 まずは各メーカーのパドックからご紹介。 YAMAHAから 早い復帰を待っています。 SUZUKI KAWASAKI ♯331新井選手のマシン、フロントホイールを外して整備中です。 KTM 鮮やかなオレンジカラーが目を引きます。 ハスクバーナ 通称「ハスキー」と呼ばれるハスクバーナ。スウェーデンのメーカーです。 パドックを回りながら、国内4メーカーの応援フラッグももらって来ました。 神戸市はカワサキの地元だけにカワサキファンが目立ちます。 さて、そろそろレースレボートへ 先ずは[レディースクラス]から スタートで飛び出したのは♯25高橋選手。 私が応援する♯14畑尾選手が一気に2位に上がって来て「今日は優勝するか?」と期待しましたが、その後は♯3中野選手、♯2竹内選手、♯3安原選手の3選手が徐々にトップグループへ上がって来ました。 結局、この3選手が上位を占めて123フィニッシュ。 この3名は安定して速いですね。 ジャンプもよく飛びます。 続いて[IA2クラス ヒート1] なんとランキングトップの♯28能塚選手は土曜日の予選で体調不調だったのか?マシン不調か?予選通過ならなかったようで、ランキングトップというシード権でスタートラインに着くことができたのでした。 彼のスタートは2列目からなので、最後尾からの追い上げのレースとなりました。 スタートで飛び出したのは♯122古賀選手。しばらくトップを走って2位♯113田中選手、3位は追い上げてきた♯31岡野選手というオーダーで周回を重ねるが、古賀選手がミスで脱落。 その後追い上げてきた♯31岡野、♯912小川、♯28能塚で最終フィニッシュ。 岡野選手はこれで3連勝かな? [IA2クラス ヒート2] このヒートも♯122古賀選手がトップを走るが、♯29竹中選手がトップを奪うと小川、岡野選手が追い上げてきました。 さらに能塚選手も徐々に順位を上げて来ます。 そして終盤、またも♯31岡野選手がペースアップしてトップへ。 竹中選手はじりじりと順位を落とし、フィニッシュは1位岡野、2位小川、3位能塚選手と、第1ヒートと同じ結果に。 ♯31岡野選手は4連勝となったはず。 スタートが悪くても追い上げてトップを奪う、とてもタフな選手です。 ♯28能塚選手も最後尾スタートという厳しい状況からしっかり上がって来て、結果を残したレースでした。 [IA1クラス ヒート1] 国内最高峰クラスのレース。 スタートから♯982成田選手がトップ、地元カワサキファンの声援を受けて♯331新井が2位、3位♯13深谷、4位♯1小島(昨年のチャンピオン)と続きます。 小島が切れのある走りでトップを奪うとそのままチェッカー。 今年初優勝を飾りました。 2位成田、3位新井、4位深谷の順でゴール。 深谷選手は乗れています。 期待している♯99平田選手はスタート直後のクラッシュに巻き込まて大きく出遅れ、11位まで上がるのが精いっぱい。第2ヒートに期待。 [IA1クラス ヒート2] ヒート2では♯8田中選手がランキングトップの♯982成田選手とトップ争いを繰り広げ、会場を盛り上げます。 田中選手は地元兵庫県出身で、カワサキワークスライダーなので、観客の声援もひときわ大きい! 昨年の神戸大会ではヤマハに乗ってトップ争いを繰り広げてくれました。 ♯99平田選手はスタート後、好位置に着けていたが、コーナーで成田選手と接触しそうになりコース外に押し出され、ヒート2もほぼ最下位付近からの追い上げとなる。 その後、♯1小島、♯13深谷選手も順位を上げてきて、誰が勝つか全く予想できないレースとなりました。 さらに♯331新井、♯99平田の二人もトップ争いに加わり、ますます激しいレースに。 終盤、♯99平田選手がトップ争い中に「ホンダドリームエアジャンプ」の手前のコーナーで競り合った際に外に押し出され、ジャンプの外側へコースアウト。そのままジャンプの外側を走ってコースに復帰し、その後、遂にトップを奪います。 レースは♯99平田選手が後続を引き離してトップでゴール。 2位はしぶとく順位をあげて♯13深谷選手、3位カワサキの♯331新井選手の順でフィニッシュ。 表彰式はこの3名で行われましたが、その後の大会本部での審議の結果、♯99平田選手のコースアウト走行はルール通り1周減算とされて11位となり、深谷選手がIA1クラス初優勝となりました。 深谷選手、優勝おめでとう! ウイニングランでの♯13深谷選手(この時点では2位と思っていたのですが) ♯99平田選手は故意にコースアウトしたわけではありませんが、競り合って危険回避の為にコースアウトしてもルールではペナルティとなってしまいます。 MFJ競技規則では「ショートカット」になるようです。 順位は大きく落としてでもコースアウトした場所まで戻ってコースインすればペナルティにはならなかったと思いますが、超ハイペースでの激しいデッドヒートの流れの中で起きた事で、運が無いレースだったと言えるでしょう。 もし無理してジャンプへ入っていたら、ライダー、スタッフ、観客に怪我人が出ていたかもしれません。 「怪我が無かったのが不幸中の幸い」と思って、次のレースからまた実力を発揮して欲しいものです。 なお、レースの経過や順位は私の記憶とメモによるものです。 間違っている可能性は大いにありますので、MFJのHPでご確認ください。 [レースが終わって] 気温30度を超える炎天下でのレース。 ゴール後は脱水症状で倒れ込んで、立ち上がれないライダーも多かったようです。 ライダーの疲労はいか程だったかと想像します。 しかもどのレースもスタートから独走はなく、追い上げた選手が優勝するといったレース展開でした。 見る方にとってはこの上ない面白いレースばかりで、観戦に行った甲斐がありました。 やはり競り合ってドキドキしながら見るレースが楽しいですね。 IA2クラスではランキングトップの♯28能塚選手の2列目スタートからの追い上げ。 ♯31岡野選手は激しい追い上げで2ヒートとも優勝。 ♯122古賀選手は若さ溢れる走りで、きっと優勝する日が近いなと予感させてくれました。 IA1クラスではなんと言っても13深谷選手のIA1初優勝! これからは表彰台の常連になって、また優勝してくれそうです。 私がヤマハへ入社して佐世保営業所に勤務していた頃に、彼の実家である佐賀県伊万里市の「モトスポーツショップ フカヤ」さんを担当させていただいた時期がありました。 あの頃はまだ赤ん坊だった子が最高峰IA1クラスで優勝してくれるのは、この上ない喜びです。 そして♯99平田選手の思わぬコースアウトという事態もありました。 ♯982成田選手の独走を許さない選手が続々と出てきた事等・・・ もうひとつ、IBオープンクラスでは、なんとスズキRM125が走っていました。 久しぶりにIB・IAで聴く2サイクルサウンド。 このIBオープンクラスはその名のとおり排気量がオープンなので、4サイクルの450ccか250ccばかりです。 その中を非力な2サイクル125ccで土曜日の予選を通過して日曜日の決勝レースを走るとは、相当にテクニックがある選手だと思います。 ♯53 手操将志選手 15歳 ↓写真右端 今後注目しておきましょう。 こうして全日本モトクロス第5戦神戸大会は、見応えあるレースで充分に楽しむ事が出来ました。 いろいろと今後にも楽しみが持てる良いレースの一日でした。 選手の皆さん、主催関係者の皆さん、ありがとうございました。 このレースの模様は、7月9日(土)BS12チャンネルで午後7時から放映されます。 ぜひ見ていただきたいですね。 関西では9月に奈良県の名阪スポーツランドで第7戦が開催されますが、私はすでに他の予定が入っており、観戦に行けません。 9月のレースはテレビで楽しむ事になります。 ↓ 会場のすぐ横の神戸空港から何回も飛行機が飛び立ちました。 レースには関係ありませんが、本日マイカーが走行距離「111,111km」を迎えました。 まだまだこれから20万kmを目指して走るので、元気に頑張ってもらわなければ。 [おまけ] ↓ 今日の日焼け(事件ではありません) 腕が熱くて眠れませんでした。 本当は今日のレースの興奮で眠れなかったのです(笑) ぜひブックマーク/お気に入りへの登録をお願いします こちら→ 60代も元気に楽しむバイクライフ
by enseli_2010_susan
| 2016-07-03 23:00
| ツーリング&イベント
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Comments(2)
Commented
by
カネちゃん
at 2016-07-10 08:59
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今、TV12のビデオを見ました。正にこのブログ通り、まるで中継の記者レポートですね。 新たな能力にびっくりぽんや~!
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Commented
by
enseli_2010_susan at 2016-07-10 12:20
> カネちゃん
私も録画して見ております。 ♯99平田選手がコースアウトした瞬間も映っていましたね。私はかなり離れたコーナーにいたのですが、ちゃんと見ていたので我ながら凄いと思いました。(自画自賛?) みんな、午後からコースが荒れてもうまく乗っていますね。 来週は全日本トライアル2大会特集で、また楽しみです。
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